幼い頃から、水と戯れて育った。
やがて潜水士として海に潜り、水底に射し込む光を見つめてきた。
流れ、たゆたい、凍り、霧になり、また満ちる——いくつもの顔を持つ水。
拒むことなく、留めることなく、
水はどんな私も受け入れてくれた。
ガラスは、その水がふと結んだ姿。
透き通る形となった一瞬の記憶。
全てを受け入れ、流れに身を委ねる——
海で学んだ水のあり方を、素材に映す。
何も強いることのない、心地よい光の空間を紡いでいきたい。